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Someone to Love [Historical]

バースの孤児院で育ったAnna Snowは、両親も自分がどこで
生まれたのかも知りません。
孤児院にいる限り篤志家から生活するに十分な援助が
得られることもあり25歳の今は孤児院の先生をしています。

ある日、ロンドンの弁護士から将来について話し合うため
上京してほしいと手紙来た後、迎えの馬車と付き添いの女性が
孤児院に到着しました。

ロンドンについたAnnaは、Anna Snowは仮の名前で本当の名前は
Lady Anastasia Westcott、先日亡くなった the Earl of Riverdale の
一人娘で爵位に付属しない財産の唯一の相続人であると伝えられました。

Avery Archer, Duke of Netherbyは、先日亡くなった the Earl of Riverdaleの
跡取りのHarryの後見人として指名されていました。ところが、
伯爵はHarryの母親と結婚する前に密かにAnnaの母親と結婚していた
ことが明らかになりHarryは跡取りでは無いことが判明しお役御免と
なりました。

Annaがロンドンに到着した時、弁護士事務所で対面したAnnaに
一目で恋に落ちてしまいます。


Someone to Love (Westcott)

Someone to Love (Westcott)



Reverdale伯爵が当主のWestcott家のシリーズ
本作が第一作です。

冒頭、ヒロインのAnnaが誰なのかよくわからなくて
いったいお話はどこへ向かうのかを思いつつ読み進むと
身寄りのない孤児のヒロインが裕福な伯爵令嬢と判明する
シンデレラ物語でした。

地に足のついた聡いヒロインは自分の状況をしっかり把握し
新しい家族や環境に馴染もうと努力します。
かといって親族の女性たちの言いなりのまま、というわけでもなく
必要な自己主張はしっかりできる とても好感が持てました。

ヒーローは、少年の頃は乙女な感じの容貌のため同級生に
馬鹿にされたり軽く見られていました。あるとき中国人の武術家
太極拳とかかな? と知り合い彼から技を習得し自分に自信を
持てるようになっていました。
これ、ストーリー上関係あるのかしら? と思っていたのですが
結構重要な伏線でした。

不慣れな世界に馴染もうと努力するAnnaを見守って、問題が
起きないようにそれとなく補佐する素敵なヒーローです。
小柄でまるで天使のようと評される公爵って、日本の少女漫画か
ゲームに出てきそうなキャラだなぁ~ って思いつつ読みました。

シリーズ一作目のためか、登場人物がやたら多いので
冒頭にある家系図を確認しながら読みました。
タグ:England Regency [B]
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